世界最大の統計調査データプラットフォームでドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のカタリーナ・ブッフホルツ(Katharina Buchholz)の報告として2023年08月14日に、生産的な仕事と、ソフトウェア会社Slackの新しいレポートが言うところの単に見ているだけで実際には忙しくない仕事「パフォーマティブ・ワーク( performative work)」の違いは、おそらく従業員なら誰でも知っているだろう。

発表されたデータによると、インド、日本、シンガポールといったアジアの一部の国の労働者は、他の国の従業員よりも仕事をしているように見える時間が長いようである。

インド人は43%の時間を遂行的な仕事に費やしているのに対し、日本とシンガポールではそれぞれ37%と36%だった。

これに対して、アメリカの回答者は28%、ドイツの回答者は29%しか忙しそうに見えないと答えている。アジアで異常値だったのは韓国で、やはり「見せかけモード」で過ごした労働時間は28%と低かった。
OECDのデータが存在する韓国と日本は、生産性の両極端に位置している。

労働時間1時間当たりのGDPで測定した場合は、韓国の生産性は28%以上上昇し、調査対象国の中で最も良い結果のひとつであった。一方、日本の生産性ははるかに低く、10年間で8.7%の上昇にとどまった。

しかし、米国は、相対的に遂行的労働の割合が低いにもかかわらず、同様の結果を記録した。このことは、例えば経済がどの程度成熟しているかなど、さらにいくつかの要因が生産性の上昇に影響していることを示している。

https://note.com/digicreatorito/n/n3fcc1718a1e2