『ファイナルファンタジーVII』の曲「爆破ミッション」を英軍楽隊が演奏し、シュールさに注目集まる。軍が“魔晄炉爆破テロBGM”を高らかに演奏
https://automaton-media.com/articles/newsjp/20230817-260135/
https://youtu.be/CePOBt6IBCY?t=1080

世界規模の軍楽祭にて、イギリスの軍楽隊が『ファイナルファンタジーVII』(以下、FF7)の「オープニング〜爆破ミッション(以下、爆破ミッション)」と思しき楽曲を演奏。しかしゲーム内での文脈を考えると、この楽曲は軍楽隊が演奏するのは変だといえるかもしれない。ミスマッチな文脈や人気のゲーム音楽が採用されたという点が話題になっている。

そんな本イベントのとある一場面の映像が、ユーザーのRoshi20氏によって8月15日にReddit上に投稿された。同投稿では『FF7』の「爆破ミッション」のテーマを演奏している様子のイギリス軍楽隊がみられる。有名なゲーム音楽がパフォーマンスとして披露されたかたちだ。そしてこの様子が“皮肉的”であるとして、ユーザーからの注目が集まっているようだ。その背景には、演奏された「爆破ミッション」にまつわる文脈がある。

この文脈を考慮すると、本イベントにおいて英国軍楽隊は“テロリストが爆破テロするテーマ曲”を高らかに披露したことになる。これに対して、Reddit上ではそのおかしさに注目が集められている。寄せられたユーザーのコメントには、「テーマ的には意味不明だけど、素晴らしい!」など完成度の高い楽曲パフォーマンスを称賛する声が多くみられる。植松伸夫氏の手がけた原曲自体が出色の名曲であり、それを見事に奏でる軍楽隊の演奏スキルは高い、「なのにテロリストの曲」というシュールさがおもしろさに繋がっているのだろう。