日本のミルクに世界がとりこ 輸出額は過去最高ペース 旅行が契機、アイス人気

日本産の牛乳や乳製品の海外人気が高まっている。訪日旅行をきっかけに、身近なコンビニで手に入る牛乳や、
日本ならではの多彩なアイスクリームのファンになる外国人が続出。輸出額も、過去最高だった前年を2割上回るペースで推移する。
商機を捉えようと、メーカーや業界団体は輸出やインバウンド(訪日外国人)向けの提案を強めている。

アジア中心に市場拡大

 農水省の公表によると、2023年上半期(1~6月)の牛乳・乳製品の輸出額は前年比20%増の169億円と勢いがある。
シェアの大きい粉ミルクは、輸入原料使用のものが多いものの、国産生乳を原料にしたロングライフ(LL)牛乳やアイスも、アジアを中心に市場が拡大している。

 特に日本のアイスは人気が高く、「アイスクリームその他氷菓」の上半期の輸出額は47億円と、
前年を3割近く上回る。「日本らしい和テイストのアイスが人気。北海道でソフトクリームを食べてファンになる人も多い」(乳業関係者)という。


以下ソース
https://www.agrinews.co.jp/news/index/176903