物価の変動を反映した働く人1人当たりの実質賃金が15か月連続でマイナスとなった。賃金が物価に追いつかない状況が続いている。
ニッセイ基礎研究所 チーフエコノミスト 矢嶋康次氏:
私どもは先々の経済を予測するのが仕事なのですが、もうちょっと賃金が伸びてもよかったなと思うのと、物価の高止まりが想以上に強いなというのが、予想する者からすると外れているなと感じます。

物価上昇分を引いた実質消費も減少し、6月はマイナス4.2%で、4月からずっと4%台のマイナスが続いている。魚介類がマイナス8.8、お菓子類がマイナス8.6と身近なところで節約している。一方で外食や旅行、イベントに行くようなお金は支出している。https://news.yahoo.co.jp/articles/df0ab836d02be824778285b3940877e5228104a7