再び急降下のオリオールズ・藤浪晋太郎投手に悲鳴が上がっている。前日の16日(日本時間17日)は、パドレス戦に2―3と1点を追う7回から2番手で登板。2アウトしか取れず、ソロアーチを浴びるなど2安打2失点だった。

これで8月は防御率と四球率(9イニング相当)が、ともに7・94。4~5月(防御率12・00、四球率7・20)に比べ、6~7月(ともに同3・51)と上がってきた調子が、ここに来て再び急落している。
 藤浪は7月19日にトレード加入したこともあり、地元ネットラジオ局のチャームシティー・スポーツは「藤浪晋太郎はオリオールズに来て以降、ずっと不安定だ。正直なところ、ブルペン陣は以前の方が良かった」と辛口で報じた。
 移籍以降は12試合で防御率6・00。移籍前の同8・57からは改善されているとはいえ、合格点には届かない数字だ。
 SNSの米ファンも「藤浪が制球に関して6~7月につかみかけていた何かは、その手から滑り落ちた」「藤浪の実験は終了しなければならない時が来た。とにかく、この男がプレーオフでマウンドに立つ姿を想像できるか?」「藤浪をメンバーから外せ。実験は終わりだ。成功しなかった」などの厳しい論調が目立った

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