【速報】インド、月探査機が分離に成功し8月23日に月面着陸予定。ジャップは8月26日に"打ち上げ"予定 [557891193]
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インド宇宙研究機関(ISRO)は8月17日、2023年7月に打ち上げられた月探査ミッション「チャンドラヤーン3号(Chandrayaan-3)」の探査機について、ランダー(着陸船)から推進モジュールを分離することに成功したと発表しました。成功すればインド初となる月面着陸は2023年8月23日に予定されています。【2023年8月18日10時】
チャンドラヤーン3号はISROによる3回目の月探査ミッションです。探査機は月面に着陸するランダー、ランダーに搭載されているローバー(探査車)、着陸前までの飛行を担う推進モジュールで構成されていて、ランダーには地震計(月震計)など3基、ローバーにはX線分光器など2基の観測装置が搭載されています。着陸予定地点は月の表側の南緯70度付近です。
ISROは2019年にオービター(月周回衛星)、ランダー、ローバーで構成された月探査ミッション「チャンドラヤーン2号」の探査機を打ち上げましたが、月周回軌道への投入には成功したものの、ランダーの着陸には失敗しており、今回はインドにとって2回目の月面着陸挑戦となります。なお、チャンドラヤーン2号のオービターは現在も運用が続いていて、チャンドラヤーン3号の着陸機との通信の中継に用いられます。
2023年7月14日に打ち上げられて地球を周回する軌道に投入されたチャンドラヤーン3号は、日本時間2023年8月1日未明に月へ向かう軌道(月遷移軌道)へ投入するための噴射(Trans Lunar Injection:TLI)に成功。日本時間2023年8月5日夜には月周回軌道へ投入するためのエンジン噴射(Lunar Orbit Insertion:LOI)が実施され、高度164km×1万8074kmの楕円軌道へ投入されました。その後は8月16日までに4回の軌道修正噴射が行われ、高度153×163kmの軌道に到達していました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています