いしのまき食探見 > キクラゲ 際立つ食感、栄養も豊富
キクラゲ
中華料理の炒め物や、春雨サラダなどに使用されることが多いキクラゲ。
他を引き立たせる脇役になりがちだが、近年、
菌類を食べて健康になろうという「菌活」ブームもあり、注目を集めている。
石巻市小渕浜の阿部水産では、夏季に行っていたアナゴ漁の代わりで
町おこしの一環になればと、5年前から栽培に取り組む。
栽培担当の阿部幸恵さんは「肉厚で栄養価が高く、美容にもいい食材」と魅力を教えてくれた。
作業は幸恵さんと妹の明美さんが中心。
家族が協力し合い、湿度などを管理した部屋で育てる。
白と黒の2種類あり、しゃきしゃきした食感が際立つ。
食物繊維やビタミンDなど栄養が豊富でリピーターも多い。
食べ方はお湯で30秒ほど湯がき、冷水でしめてから刺し身で味わうのがベター。
他には、キュウリ、もやし、めんつゆなどとあえる「ナムル」も毎日食べられ、
免疫力アップにもつながるという。
https://kahoku.news/articles/20230819khn000031.html