2200年前の皇帝陵からパンダとバクの骨。生贄か [237216734]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
中国の皇帝陵の近くで2200年前のジャイアントパンダとバクの骨が見つかった。これまでバクは2200年以上前に中国から姿を消したと考えられていた。Live Scienceが報じた。
https://sputniknews.jp/20230820/16854198.html
約2200年前、中国の漢文帝(在位:紀元前180年~同157年頃)の臣下らは、神や精霊への貢ぎ物としてジャイアントパンダ(Ailuropoda melanoleuca)やバク(Tapirus indicus)を献上し、その骨を西安にある漢文帝の陵墓の近くに埋葬した。
考古学者らはバクの骨が見つかったことに驚いた。バクは2200年以上前に中国から姿を消したと考えられていたが、当時この動物が同地域に生息していた可能性があることを意味するからだ。
ジャイアントパンダとバクの骨に加えて、現在も中国に生息する他の動物の骨も見つかった。 じゃあ
日本の聖帝十字陵にも
珍獣を埋めよう
何がいい? 人間の奴隷ならいいけど、パンダを埋めるのはかわいそうやね 文帝って「文景の治」ってので評価高いんだが
民力休養させて大規模工事とか戦争とかしなかった分創作とかではいまいち印象薄かったのが
一気にキャラが立ったな 飼ってたペットが死んだだけちゃうの
生贄じゃなくてさ へー
https://japanese.cri.cn/2023/08/04/ARTIy7SROLAWpGyHs76WWBnn230804.shtml
前漢の第5代皇帝の漢文帝・劉恒(在位:紀元前180年~同157年)にはパンダにまつわる逸話があります。狩猟中に傷ついたパンダに遭遇したので、傷を治療して、さらに自然に放したというのです。
歴史的な文献には、ジャイアントパンダが古代において吉兆をもたらす神獣とされていたと記されています。中国古代の地理書『山海経』によると、ジャイアントパンダは「状如黒白熊、其音如曳舌之獣」と記されています。「外見は白黒の熊に似ているが、白黒の熊よりも威厳があり、舌を引っ張るような鳴き声をする」とのお記述です。ジャイアントパンダは古くから、邪気を払い災いを避け、人々に幸運をもたらす神通力を持つ動物と信じられていました。 http://www.chinjuh.mydns.jp/sengai/z_sengai/xiongmao.htm
古川さまからのお手紙
●初めまして。 突然のメールで、失礼いたします。 私は、動物のパンダについての愛好会「パンダ研究所」なるものを主宰しております,古川と申します。 とある人から教えられ、『山海経』なるものに、パンダらしき記述がある!と聞いたのですが、存在するのでしょうか? なにかの手がかりだけでもかまいませんので、ぜひとも、お教えください。 お手数ですが、よろしくお願いいたします。
珍獣より
古川さん、お手紙ありがとうなのよ。 『山海経』にパンダは出てくるのかという問題には、実は諸説あるのです。 中国語では ジャイアントパンダとレッサーパンダのことを、猫熊、または熊猫と呼ぶようですが、どちらの名前も『山海経』にはでてきません。
また、「熊のようで白く、手足は黒く、笹を良く食べる」という特徴の生き物も見あたりません。
ただ、パンダは、白熊・羆・貘などと別の名前で呼ばれていた時期もあるらしく、「パンダかもしれないけど、別の動物かもしれないもの」ならば、『山海経』にも何カ所か記述があるようです。
羆 (西山経一の巻 中山経九の巻 海外南経 大荒東経 大荒南経 大荒北経)
あちこちに出てきますが、「羆」とだけあって、説明はありません。羆というのは普通はヒグマのことを言いますが、これをパンダとする説 もあります。
猛 (西山経一の巻)
猛とだけあって、説明はありません。どうやら貘(バク)の別名らしいのですが、そのバクという生き物が、古代中国でパンダと混同されていたようなのです。
白楽天という人は 『貘屏讃序』 という本の中でバクについて「象の鼻、犀の目、牛の尾、虎の足をしていて、南方の山谷の中に住む。その皮を敷いて寝ると邪気をさける」と書いています。この説明は、かなり実在のバクに似ています。
しかし、『山海経』の注釈を書いたので有名な郭璞という昔の人によれば、「熊に似て小頭、短い脚、黒白の駁。よく銅鉄・竹骨を舐食す」とあります。これはまさしく、ジャイアントパンダのことじゃないでしょうか?
バクは世界に数種類いますが、アジアで知られているのはマレーバクといって、白と黒のツートンカラーがおしゃれな生き物です。パンダもやはり、白黒の生き物ですから、噂に伝え聞くうちに、バクとごっちゃになっている可能性がありそうです。
結論をいうと、『山海経』にパンダがでてくるかどうかは、やっぱりよくわからないのです。でも、もしいるとしたら、「猛(貘)」という生き物があやしいと思います。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています