絶滅危惧種のユキヒョウ「スピカ」死ぬ 熊本市動植物園、22日から献花台(熊本日日新聞) - Yahoo!ニュース
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熊本市動植物園は21日、絶滅危惧種のユキヒョウの「スピカ」(雌、18歳)が死んだと発表した。人間でいえば80代に当たり、死因は腎不全。同園にユキヒョウはいなくなった。22日からユキヒョウ舎前に献花台を設ける。

 園によると、スピカは昨年10月から血尿が見られ、投薬治療を継続。今年7月下旬から餌を残すようになり、8月19日に立ち上がれなくなった。ユキヒョウ舎奥の寝室で治療を続けたが、職員が20日午後に死亡を確認した。

 スピカは2006年4月に東京都の多摩動物公園から来園。熊本地震後は2年半、大牟田市動物園に避難した。熊本市動植物園に戻ってからは、食事時に見せる豪快なジャンプなどで親子連れを喜ばせていた。

 担当職員は「飼育下での寿命に当たる年齢だった。ぜひ献花してほしい」と話した。(河内正一郎)


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