島田秀平が明かす「令和の怪談」のぶっ飛び設定 今や心霊現象はLINEからメタバースに!?(AERA dot.)
https://news.yahoo.co.jp/articles/f95e4e5b180a8b59de5803df319b4406bd7eb7ff
(前略
昔の怪談は、「口裂け女がいるらしい」「人面犬が歩いていた」みたいな、どこかかわいらしいところがありましたよね。でも今は情報社会が成熟してきて、そんなのいるわけないって、みんな信じなくなった。代わりに、「世界を支配している闇の勢力がいる」とか、「コロナ禍の裏には陰謀がある」とか、都市伝説なのか現実なのか見極めづらい、より高度でリアルな怪談が人気を集めるようになりました。フェイクニュースも大量に出回っているので、なんとなく本当っぽく見えるし、話自体も多様化しています。
(中略
――ただ、ホラーブームというわりには、テレビではあまり取り上げられていないような……?
今、地上波からどんどんホラー番組が消えているんです。やっぱりコンプライアンスの問題が大きいですね。以前、ある番組で、「20年前に地元のお化け屋敷に肝試しに行ったんですけど」って話しはじめた途端、プロデューサーさんが入ってきて、「その話使えないです! それ不法侵入なんでクレーム入っちゃいます!」って。そういう時代なんですよ。
心霊写真にしても、合成技術が進歩したことで、偽物が大量に流通するようになりました。番組で心霊写真として紹介したあとに、万が一SNSで「あれ、俺が作ったやつ」なんて暴露されたら、大変じゃないですか。リスクが大きくて、なかなか触りづらいコンテンツになったようです。
(後略