半導体の製造・研究開発の人材育成めざす 熊本大の新学部・学科認可
8/21(月) 20:00配信
熊本大学は21日、来春新設する学部相当の「情報融合学環」と、
工学部の学科相当の「半導体デバイス工学課程」が正式に認可されたと
発表した。半導体関連の人材育成などを進める。同学環長には、
同大大学院先端科学研究部の城本啓介教授(情報数学)をあてることも
明らかにした。
認可は7月31日付。情報融合学環はデータ分析などデータサイエンスを
重点的に学ぶ。半導体を含む製造現場の品質向上や、生産過程の
効率化などをめざすコースと、金融機関や教育業界なども含めてより
広い分野でのデータ活用をめざすコースがある。定員は計60人で、
文系、理系ともに募集する。推薦入試の一部に女子枠を設ける。
半導体デバイス工学課程は国内の大学で初めて、半導体教育に
特化した学士課程となる。半導体の製造や研究・開発に携わる
人材育成をめざす。定員は20人。より早い時期から人材を供給するため、
今年10月にある3年次編入学試験でも20人を募集する。
朝日新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/c5597928c327b314d5f3cd48c57cc3283dc0ffe9