処理水の元となる汚染水は、22年度時点でも1日あたり約90トン増え続けている。
福島第1原発の敷地内にある1046基(約137万トン分)のタンクの98%が埋まっている。
来年2〜6月ごろには満杯になる見通しで、タンクのさらなる増設も難しい。政府と東電が放出を急ぐのはこのためだ。

処理水の海洋放出をいま始めても、完了するのは30〜40年後の見通しだ。

https://mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/010/177000c