ウクライナ軍の反攻は進展している=国防次官
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ウクライナのマリャル国防次官は22日、武装面でも数的にも上回るロシア軍を押し返せると証明しただけでもウクライナ軍の反転攻勢は進展したと語り、反攻の進展が遅すぎるという見方を一蹴した。

ウクライナ軍は6月初旬に開始した反転攻勢で、ロシアの広大な地雷原や塹壕に直面している。米政府当局者は先週、同軍が南東部ザポロジエ州の要衝メリトポリを奪還できる公算は小さいとの見方を示していた。

マリャル氏はウクライナ軍の前進を距離で測るのは間違っているとし「重要なのは、人数も武器も少ないにもかかわらず、前進しているという事実だ」と述べた。

また、ウクライナ軍が作戦を加速させるよう西側が圧力をかけているとは認識していないと語った。

マリャル氏は、特にウクライナ東部での消耗戦を強調。航空優勢を誇るロシア軍は毎週40万─50万発、ウクライナの約10倍の砲弾を発射できると述べ、ウクライナが対ロシアで軍事力の均衡に近づくには西側の支援が必要だとの考えを示した。