ギリシャ山火事で18人の焼死体、住民に行方不明者の情報なし
ギリシャ紙カシメリニによると、ギリシャ北東部の村アバンタスで山火事が発生し、22日に子ども2人を含む18人の焼死体が発見された。
この地域は、トルコから越境して欧州を目指す中東などからの不法移民の主要ルートにあたる。数日前から猛暑による山火事が続いていた。地元消防当局は、住民で行方不明者の情報がないことから、遺体は不法入国した移民の可能性があるとして、確認を進めている。
ギリシャでは19日以降、首都アテネ近郊などを含む約300か所で山火事が発生。7月にも各地で山火事が発生しており、ロードス島では観光客ら2万人以上が避難を余儀なくされた。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20230823-OYT1T50110/