中米議会、台湾のオブザーバー資格剝奪 中国に付与
【サンパウロ=時事】6カ国で構成する中米議会は、オブザーバー資格を台湾から剝奪する代わりに中国に与える提案を、賛成多数で承認した。台湾は22日、これに抗議し、即時脱退を表明した。
中米議会は、地域統合を目指す「中米統合機構(SICA)」の機関で、機構に勧告するなどの役割がある。同議会に参加する6カ国はかつて、すべて台湾と外交関係を持っていた。しかし、台湾の孤立化を図る中国の切り崩しで、2017年以降、グアテマラを除く5カ国が相次いで中国との国交樹立に踏み切り、今では親中国家が多数を占めている。
台湾排除を提案したニカラグアは「国連が台湾を中国本土の一地域と考えている」などと理由を説明。提案は21日に承認された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB230A10T20C23A8000000/
案内板に中国語韓国語はあるのにジャップ語は無かった