ショップ店員に聞く! イチ推しキャンプギア【UPI 表参道】『ゆるキャン△』でも話題になったキャンプでも自宅でも使える「おしゃれな折り畳みチェア」
たくさんのキャンプ道具と日々接しているアウトドアショップの店員さんに、いま注目しているおすすめ製品を紹介していただくシリーズ。今回はUPI表参道の店長、溜池剛太郎さんに「自宅でも便利に使えるキャンプ道具」をテーマに、注目のアイテムを選んでいただきました。
『ゆるキャン△』でも話題になったチェア
キャンプ道具は野外で使うものなので、とてもしっかりとした作りのものが多く、しかも、昨今はオシャレなものも増えていて、じつに\"アウトドアらしさ\"を感じさせるアイテムが目立っています。ただ、けっして安い買い物ではありませんから、キャンプのときだけ使うのではもったいないと思う人も少なくないでしょう。
そこで、自宅でも活用したいキャンプ道具として、溜池さんにセレクトしていただいたのが、グランドトランクの「ALITE MAYFLY CHAIR(エーライト メイフライチェア)」(税込1万6500円)です。「ALITE」は、アウトドア用折り畳みチェアの先駆けとして名を馳せたブランドです。
「これは、キャンプアニメの『ゆるキャン△』でも話題になりましたので、ご存じの方も多いかもしれません」(溜池さん)。アニメのなかで主人公が使うチェアのモデルとなり人気を集めましたが、一時期「ALITE」の製品が入手できなくなり、多くのファンが残念がっていたところ、「グランドトランク」ブランドのもとで復活したとのことです。
前側の脚を外して揺れながら使えるのも特徴
「ALITE MAYFLY CHAIR」は、より地面に近い位置で座ることができる3脚チェアで、座面の高さは約5cm。「焚き火のときに、ロースタイルで楽しめるのがポイントで、あぐらをかいてリラックスして過ごせるところが魅力です」
また、前側の脚を外すことができ、ロッキングチェアのように揺れながら使えるのも特徴です。自分の脚で支えてバランスを取りながら座るスタイルなので、「傾斜している場所でも、自分で調整しながら座れるのが面白いところですね」(溜池さん)
デザインもおしゃれで、カラーは5種類(ホライズン、アーバンカモ、ブラック、ストーム、デューン)が用意されています。とくに『ゆるキャン△』のモデルになったホライズンが一番人気とのこと。使用時のサイズは、約51cm×55cm×53cm、総重量は約770gです。
家では家具と同じ目線でゆったり過ごせる
では、このロースタイルなチェアを自宅で使うとどうなるのでしょうか。
そのポイントは、「座るとちょうど家具と同じ目線になるので、それがけっこう落ち着くんです」(溜池さん)。なるほど、座椅子のように低い位置になるので、リビングなどでテレビを見ながらくつろぐときにもちょうどよさそうです。
実際に座ってみると、なかなか座り心地がよく、安定感もあります。リビングに限らず、ガーデンキャンプを楽しむ場合にもピッタリ。
また、「一人暮らしなどで、ミニマルな生活をしたい人にもおすすめです」と溜池さん。この数年はテレワークをする人が増えたこともあり、屋内で使うという需要もあったようです。
好みでデザインが選べますし、使わないときはコンパクトに畳んで収納できる(収納時サイズは約29cm×11cm×11cm)など、自宅で使ううえでの条件も満たしているのもうれしいところ。まずは、その座り心地と、カラフルなデザイン性を実際にチェックしてみてはいかがでしょうか。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d1d268ba6beeba53d6c23affe0db5663b9e20d1