https://www.sankei.com/article/20230823-DX3XSC4ERVGD7GPZL7FNFAMPQY/
燃料高が続く中、石川県輪島市と輪島市観光協会は市内で宿泊した客を対象に、市内のガソリンスタンドで1リットルあたり30円を割り引くキャンペーンを行っている。
「わじまで満タン!?ドライブキャンペーン」と題し、10月1日まで。期間中、自家用車かレンタカーで、所定の民宿・旅館など35施設に宿泊した人に、割引券を配布する。車両1台あたり1枚のカウントで、バイク4台なら4枚配布される。割引券は、市内の連携している給油所11施設で使える。割引券1枚で1回のみ満タンまで利用できる。
7月19日から開始し、7月中の利用は1484台あった。輪島市ではコロナの第1波のあった令和2年にも同様のキャンペーンを行っている。観光協会によると、今回は、今年5月の石川県能登地方を震源とする地震活動で客足が遠のいたほか、燃料高が続いていることから実施に踏み切ったという。
経済産業省が23日に発表した21日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は183・7円。14週連続の値上がりで、平成20年8月以来約15年ぶりの高値が続いており、石川県は186・0円だった。