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琴ノ若が大関へ決意新た 「目指してやっていく」 名古屋場所で起点の11勝 昇進なら祖父の琴桜襲名プランも
大相撲の夏巡業が2日、東京・立川市のアリーナ立川立飛で行われ、小結・琴ノ若(佐渡ケ嶽)が大関昇進への決意を新たにした。7月の名古屋場所では11勝を挙げ、大関取りの起点とした。「もちろんなかなかチャレンジできることではないので、そこを目指してやっていくつもりです」と言葉に力を込めた。
今年初場所の新小結昇進以降、4場所連続で勝ち越し。過去3場所は番付運もあり小結のままだったが、秋場所(9月10日初日、東京・両国国技館)では新関脇昇進が濃厚だ。そうなれば、父で師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)と並ぶ番付となる。「一つの目標なので、もし上がれたら、そこはよかったかなと思います」と語った。
大関に昇進すれば、祖父で先代の佐渡ケ嶽親方(元横綱・琴桜)のしこ名を継承する予定となっている。「入ったからには(琴桜襲名を)目指そうと思ってやっています。(先代との)約束を果たそうという気持ちでやっています」と、さらに気合を入れた。
この日は関脇・若元春(荒汐)らと取って4勝2敗。「(巡業は)長いので、しっかり体と相談しながら」と冷静に自らとも向き合いながら、鍛錬に励んでいく。