中国が24日から日本の水産物の輸入を停止するなか、上海の日本料理店では予約のキャンセルや嫌がらせの電話が相次いでいます。

「今日は朝から(いやがらせの)電話が多くて、キャンセルも続いています」(上海市日本料理店「HORITA堀田」オーナー堀田智さん、以下同)

 日本産の水産物の輸入停止に合わせて、上海市内の飲食店やスーパーなどでは地元当局が抜き打ち検査を始めました。検査は水産物以外も対象で、「違反」と認定された場合日本円で最大数百万円の罰金を科されるということです。

 この店では、当局の査察に対応するため食材を中国産や日本産以外のものに切り替えたといいます。

「僕らは対応のしようがないので、ずっと耐えて待つというか流れに合わせる感じです」

 上海市内だけで6000店舗以上の日本料理店があるとされ、一部の店では「日本の食材を使っていない」と掲示を始めるなど影響が出ています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ce2f6408af7f99dbd4ebb2290dc5ee2ddf22196f
https://i.imgur.com/fviefzz.jpg