「今でも『ぼっち』という声が聞こえている」長野4人殺害犯・青木政憲容疑者(32)が”差し入れを頼んだ本”とは(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
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「逮捕後、青木容疑者は犯行の理由について、被害者の女性2人が『(ひとり)ぼっち』と口にし、自分を馬鹿にしていると思ったなどと供述している。一方的な思い込みとみられ、検察は刑事責任能力について調べるため、鑑定留置を行う方針です」(社会部記者)


勾留先である長野中央署での青木容疑者の様子は安定しているという。

「奇声をあげるといった問題行動もなく、本を読んで静かに過ごしているようです。自殺防止の観点から、留置場では警察官が24時間態勢で青木容疑者を対面監視しています。だが、今のところ自殺をほのめかすような言動はありません」(捜査関係者)

 2日に1回程度、青木容疑者と接見している弁護士が明かす。

「接見中、青木容疑者と目が合うことはありません。両親によれば、以前から目を見て話すことはなかったようです。『昨日はよく眠れた?』と聞くと『はい』とだけ答える一方通行の会話がほとんど。今でも『ぼっち』という声が聞こえているようで、接見中に『ぼっち』という言葉を口にすることもあります」

 思い込みに取り憑かれているともいえるが、以前から、その傾向はあった。

「両親は幼稚園の園長から『彼は多動傾向がある』と伝えられたが、受け入れられなかったといいます。しかし、青木容疑者は大学生になると、下宿先を盗聴されている、パソコンの内蔵カメラで監視されているといった被害妄想を持つようになっていた」(同前)