15歳で1人で生きる決意、本屋大賞の作家・凪良ゆうさんを絶望から救った「物語」

学校は、唯一普通の子どものように振る舞える場所でした。中学卒業後に就職して逃げる
ように施設を出る子は多かったけれど、少しでも普通の子になりたくて私は高校に進学し
ました。でも、高1の夏休み明けに自主退学しました。

 学校指定ではない綿の開襟シャツで登校したところ、
サッカー部の顧問だった先生に門の前で「帰れ」と追い返されたことがきっかけです。
その先生は「服装の乱れは心の乱れ」と生徒には厳しい一方、
自分はパンツ1枚でグラウンドを歩くような人でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5083f0188c6015caed396c5845414c726c72ebe6