関西電力は28日、7月に再稼働させた高浜原発1号機(福井県高浜町)で最終検査を終え、営業運転に移行させる。1号機は1974年の営業運転開始から48年が経過し、国内で最も古い。
関電は7月28日、原子炉を起動し、2011年以来12年ぶりに稼働させた。翌29日に核分裂が安定して続く「臨界」に到達、8月2日には発送電を開始した。原子炉の出力を徐々に上げてフル稼働の状態に到達し、各設備の運転状態や蒸気タービンの回転数などの値に異常がないことを確認。

高浜1号機は関電美浜3号機(同県美浜町)に続く国内2基目の40年超運転となる。

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