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絶滅危惧種に指定の「ツシマヤマネコ」を一般公開 すくすくと成長した生後4か月のメス「したる」 名古屋の東山動植物園で9月28日までの期間限定  

絶滅危惧種に指定されているツシマヤマネコが東山動植物園で一般公開されました。
29日に公開が始まったのは2023年4月23日に生まれたメスのツシマヤマネコの「したる」です。

名前はツシマヤマネコの生息地でもある、長崎県対馬市の志多留(したる)地区に由来します。

生まれたときは101グラムでしたが、生後4か月経った現在、約20倍の2065グラムまで、すくすくと成長しました。

29日は初日ということもあり、終始警戒している様子でしたが、そっと近づいてくる愛くるしい姿に来園者もうっとり。

(来園者)
「かわいかった」
「かわいいですね」
「小さくて怖がっているように感じたけど、とてもかわいかった」

環境の変化に伴い個体数が減少しているツシマヤマネコは、絶滅危惧種に指定されていて環境省の保護増殖事業の対象になっています。

東山動植物園でも繁殖活動ができる年齢のツシマヤマネコは活動に影響が出ないよう非公開になっていますが、様々な環境に適応する能力を育てるために今回は特別に一般公開したということです。

「したる」の一般公開は9月28日までです。