【速報】佐賀県の養豚場で豚熱疑い 子豚6頭死ぬ、県が対策本部設置

 佐賀県は30日未明、同県唐津市東山の農場で、家畜伝染病の豚熱(CSF)の感染が疑われる事例を確認したと発表した。農林水産省によると、豚熱は2018年以降、国内で感染が相次いでいるが、九州では確認されていない。

 県によると、29日午前9時50分ごろ、養豚農家からの通報で、県北部家畜保健衛生所が立ち入り検査を実施。遺伝子検査で計33検体のうち25検体で陽性が出たため、豚熱の疑いがあると判断した。同農場での飼育頭数は450頭。7月20日生まれの子豚12頭のうち6頭が死んで他の6頭も元気がない状態だという。

 県は29日午後11時20分ごろ、豚熱対策本部を設置した。確定検査で感染が確認されれば殺処分とする。
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