段ボール製ドローンは箱形にパッケージングされて輸送されて現場で簡単に組み立てることができ、電波を通過させてレーダー網を避けることができる点に強みがあると伝えられた。また、最大航続距離が120キロに達し、最大適材重量も5キロで、弾薬・食糧・医薬品を空中輸送したり敵陣に小型爆弾を投下したりすることができる。

何より段ボール製ドローンの価格は1機当たり670~3350ドル(約9万8000円~49万円)水準だ。戦場で大量消耗しても味方の戦争遂行能力に大きな負担を与えないことが長所だ。

SYPAQ側は段ボール製ドローンについて「発射台を利用して飛ばすので、空中に離陸させるための滑走路は必要ない」とし「ロシア軍は最初外見だけを見てあざ笑うかもしれないが、その笑いは長続きしないだろう」と明らかにした。

ウクライナ政府は最近の攻撃にこのドローンが正確にどのように使われたのかについては明らかにしなかったが、親露ブロガーは「爆発物を積んだドローンと何も持たないドローンを結合させて使用したと予想している」とし「Corvoの機体構造がレーダーを回避するのに役立ったはず」と伝えた。

ロシア国防省はクルスク上空と約240キロ離れたブリャンスクで2機のドローンを撃墜したとだけ明らかにし、飛行場の被害については言及しなかった。
 
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