野田議員は14回の体外受精に挑戦するも、子どもを授かることができず、諦めきれず、渡米。法律があるアメリカで卵子提供を受け、日本で50歳のときに出産されたそう。

妊娠17週で、野田議員のお子さんは、重度の障がいがあるとわかり、無事出産するや否や、そのまま集中治療室へ入られます。

野田議員:入院中、心臓が止まってしまったんです。手術をすることになるのですが、当時の法律では、小児用エクモが使えず(現在は法律改定により使用できるようになった)大人用のものを使用。しかし、血流が合わず、左の脳の血栓が飛んで左半分の脳の機能を失ってしまいました。

HugKum編集部:お子さんは食事は口から食べることができない「食道閉鎖症」の病もあるのですよね。

野田議員:そうなんです。産後、食道が一本の管としてつながっていない「食道閉鎖症」の所見もみられ、食道に対する緊急手術も行われました。そこから、ずっと食事を口から食べることはできず、胃ろうです。

中略

■IQ40の息子は、2,3歳の知能のはずなのに

野田議員のブログでは、家族のコミュニケーションが取られている内容が書かれ、率直にお子さんの性格や普段どのように過ごしているのか、知りたくてお聞きしました。

HugKum編集部:息子さんはどんな性格ですか?

野田議員:もう、とにかく空気を読む子ですよ。字も書けないのに、言葉が達者で、難しいことも言いますし、コミュニケーション力が高いです。

会話のツボというか、こうつっこんだらウケるだろうなというのが本能的にわかるのかしら?

実際には、IQ40程度しかないんですよ、2、3歳ぐらいの知識と言われているのですが。何かを特別に教えたわけでもなく、本能ですかね。

中略

■今の若い女性に告ぐ、「卵子凍結」を!

最後の質問として、野田議員に、「卵子提供を日本でも可能にしたいと思いますか?」と伺ってみたところ、「いいえ!」ときっぱり。

「卵子提供より先に、若い女性には卵子凍結をしてもらいたい。私が最初に取りかかりたいことは、卵子凍結の保険適用なんです。卵子が若ければいつでも産めるんだということを自分で立証しましたから!

https://news.yahoo.co.jp/articles/e9d47cba0e8030a86e08319b289950738bf1fa07