NBAのキャリアを優先してW杯を欠場した八村塁(25=レイカーズ)がパリ五輪出場に前向きな姿勢を示していることが2日、分かった。関係者は「現時点では八村選手は五輪に出場する意向があるようだ」と説明。最終的には23~24年シーズン後の状況次第だが、NBA規定に沿って開幕4週間前からチームに合流する可能性は高いという。

八村は6月に発表された日本代表候補25人に名を連ねたが、23~24年の所属が決まっていなかった影響もあり、夏のトレーニングを優先。日本協会を通して「とても難しい判断だった」とコメントした。今大会中は日本のフィンランド戦勝利後にSNSに「Great win!(素晴らしい勝利)」と投稿するなど、日本の健闘を称えてきた。

W杯に出場中の米国代表は若手主体だが、NBA選手にとって4大会連続で金メダル獲得中の五輪は別格のイベントで、五輪代表入りはステータス。八村にとって、W杯に比べてレーカーズ側の理解を得やすいことも追い風となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/5bd578af3f3e33e8a42455d4a6d0fa3598755472