識者「これからはテクノロジーによって労働者が常にクリエイティブであることを強いられる社会。創造的でなければ死が待っている。」 [357222248]
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経済を牽引するのは農業の生産性向上だけである上、農村での仕事は失われるからです。
私たちが今経験しているのは、そのようなことかもしれません。技術革新で生産性が上がって多くの人が職を失っているのに、それに代わる受け皿となる産業がありません。銀行、保険などの第三次産業では、すでに職を離れた人がたくさんいます。
成長分野で適切な賃金が得られない現実
新しいテクノロジーに職を奪われたわけですが、その人々は以前よりも生産性を高めること、即ち、前より報酬の高い職業に就くことができていません。新しい仕事を探しても、見つかるのは生産性がさほど高くない仕事ばかりなのです。そこに大きな格差が生まれています。
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コーエン:しかし、それは人間の労働力が不要になったということではありません。労働力が必要な職場はたくさんあります。病院、教育分野、老人介護施設など、労働力が必要な仕事は非常に多岐にわたります。
しかし、そうしたサービスは料金が高く利用したい人が利用できない状況にあります。老人が自分の世話をしてくれる人を二人も三人も雇うことは不可能です。言い換えれば、老人がサービスを利用できるほどには、その分野の生産性がまだ十分に上がっていないということです。
そのため、世界で最も高齢化が進んでいる日本では、介護ロボットが導入されつつあるのだと私は理解しています。介護サービスの労働力が足りないのです。
つまり、問題はテクノロジーに職を奪われ、人々の仕事がなくなったことではありません。人々が成長分野において適切な賃金を得ながら働くことができず、以前よりも生産性の低い分野で低賃金に甘んじなければならないことが問題なのです。
全員が芸術家のように生きねばならない社会の到来
コンピューターに代替えされないのは、非ルーティンワークだけだという強迫観念は、人々の大きなプレッシャーになります。それは、私たちが皆、芸術家のようにならなければいけないということです。常に自分を改革する必要があるということです。
フロイトは『文化への不満』に、「芸術家のように生きるのは不可能だ。自分の人生を芸術家のような人生にしてはいけない。なぜなら芸術家は不幸だからだ。芸術家はいつも創造性の欠如への恐怖に晒されている」と語っています。それは本当に大変なことです。
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コーエン:ずっと愛人として生きたいと思いますか? 恋愛はいいものですが、恋愛だけに基づいた生活には不安が伴います。常に愛されなくなったらどうなるかという脅威に晒されているからです。ですから、恋愛のみに生きるのは危険です。同じように、芸術家のように生きられると思い込むのも、危険なことです。
安定した仕事があるのは非常に良いことです。毎日、するべきことがわかっていて安心できます。職場に行って挨拶をして、同じ日常を繰り返せることは、フロイトの観点から言うと良いことなのです。外界との緊張を和らげることになるからです。個人が外界と接することで生じる緊張を和らげること、それこそが文明です。
今、始まろうとしている、あるいは、始まっている新しいテクノロジーの世界には、常にそうした緊張があります。いつも「自分が得意なことは何か」と自分自身に問いかけていなくてはなりません。それがストレスと緊張を生むため、燃え尽きてしまう人が大勢います。
人々は能力を限界まで出し切ることを求められています。そこが昔の労働者とは異なる点です。つまり、新しいテクノロジーの本質はこれまでの文明の破壊です。
これまでの文明、つまり産業文明は、繰り返しの文明でした。工場のライン作業などは、システムの効率を最大化するためのものでした。効率化のために、同じ作業を繰り返すことが求められたのです。
私たちは、かつて工業が農業生活を破壊したように、古い工業のコンセプトを破壊する新たな世界に足を踏み入れています。私はこれが、前世紀に人々の生活をすっかり様変わりさせた革命と同じくらい重要な革命になると考えています。
待った、その要求まではのめません」と言えるのです。
安田:基本的には利潤最大化という面では同じだということですね。利潤の源泉は変わったとしても。
コーエン:そうです。ルーティンワークの世界では、搾取されるのは体力でした。今ではそれは創造力です。ある意味で進歩したと言えますが、同じ矛盾を抱え、同じように極端な状況になっています。
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コーエン:今の状況は後からでないと完全には理解できないでしょう。1968年5月や、その前後には、工業社会は限界に来ていると考えられていました。その認識は正しかった。しかし、工業社会から抜け出しさえすれば、その後には永遠の平和が待っているとの予測は外れました。当時の人々は、消費社会は存続しないと考えていたのです。
経済のルールに支配された世界
ケインズが1930年代に示唆していたように、働く必要がどんどんなくなり、別の世界に変わっていくと信じていました。
実際、ベビーブーマーは、日本でも、フランスでも、アメリカでも60年代に大きな声をあげていました。自分たちの使命はポスト物質主義の世界を構築することだと考えていました。当時の人々はそう信じていましたが、それは実現しませんでした。
実際には今でも、経済の問題は変わらず存在しています。そして、今日、ポスト物質主義の世界に入るために求められているのは、生産性を向上させ、創造力を高め、仕事がルーティン化した途端に職を奪ってしまう機械に勝つことです。私たちは、物質主義のレースから抜け出した途端、別のレースに参加させられ、同じ緊張感に晒されているのです。
私たちは経済の世界からポスト経済の世界に移ったわけではありません。それどころか、かつてないほどに経済のルールに支配された世界に生きていると言えます。
ただし、その性質は変わりました。工場制度が終わり、ポスト工業化の世界に移行し始め、やっと少しずつ見えてきた実態は、私たちに大きな幻滅と失望しか与えていません。 こういうとこへの書き込みもクリエイティブが必要なんだよな お役人が納得するためにチェックした感出す書類作ってるから
まったくクリエイティブちゃうけどなんぼでも仕事あるわ🤣 毎日毎日発明しろと責められるのはワリに合わないので
正気の人間と役人はごく普通に計画経済と配給制、つまり共産主義社会を構築しその中で自分らの1年分の食料や使用エネルギーは
常に安定的に配給される社会にひきこもるだろ。
俺なら間違いなくそうする。
クリエイティブじゃないと飢え死にする社会を構築する連中は
「アレはキチガイ」と指さして笑って
それは自分の外部にあるのが幸福に決まってるじゃん。 別にクリエイティブじゃなくていいけど誰でもできる仕事してるならそれ相応の生活で満足しとけよという話
てめえが日本人に生まれたからという理由だけでぜいたくな暮らしができると思うな >>12
自分の生活に満足してないから贅沢させろというよりは
贅沢できるレベルの事してないのにできちゃうやつへの不満が多い国やな
それこそ生まれだけでぜいたくできちゃう奴への これまでは細かくて単調な作業で食っていけた発達には辛い世の中になっていくのな /mansaku_ikedo/status/1682799899145031680
池戸万作 経済政策アナリスト
※※※※代表「ベーシックインカム」支給金額見直しなど検討 | NHK
対象者を絞り込んだのでは、ベーシックインカムになりません。全国民に給付するのがベーシックインカムになります。
お金持ちには増税して、その後に取り返せば良いのです。結果的には同じことです。
( ※※※※代表「ベーシックインカム」支給金額見直しなど検討 | NHK
【NHK】※※※※の会の※※代表は、主要政策の1つで、国民に無条件で一定額を支給する社会保障政策「ベーシックインカム」について、財… )
>>12
誰でもできる仕事=ボリューム層が糞低賃金だから国が傾いてるってことも理解できないなら吠えないほうが
問題が見えてないよ いうほどテクノロジーは進まないよ
特にロボット分野ね
テクノロジー的にもコストなど実用化 ざっと読んだ感じ、反対したくなるところも多いがなかなか興味深いな
ほしゅ こういうのはいつでも言われてるからまともに取り合ってはダメ いうほど先進的なことやってる人間の人数は多くなくてほとんどコピペだろ論文とか
そうやってコピペで偽物達がキャッキャやってるとたまに天才が迷い込んできて凄いのを作ってるのがこの世界だと思う ドラッカーのいう「ナレッジワーカー」「ナレッジ・イズ・ポータブル」
が無意味で無価値になる時代
だとクリエィティブ方面しか人間様の仕事が残らない、ということやね >>18
ロボットもめちゃくちゃ進化してる
ハードウェアが伴うから表に出てくるまでタイムラグがあるだけで 無理でしょ
人類そんな感じには出来てないと思いますよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています