ピアニストのアナトール・ウゴルスキさん死去 亡命先で発見、再脚光(朝日新聞デジタル)
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ピアニストのアナトール・ウゴルスキさんが5日死去した。80歳だった。ドイツの音楽専門誌などが報じた。
神童として知られ、6歳で旧ソ連のレニングラード音楽院に入学。82年から同音楽院の教授を務めた。古典から現代音楽まで幅広く手がけたが、西側の前衛音楽を頻繁に演奏したことなどで危険視され、ペレストロイカ後の90年、ドイツに亡命。難民キャンプにいるところを発見され、91年に名門レーベルのドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、再び脚光を浴びた。