高知県の中山間地域の10年後のビジョンについて検討する委員会が9月4日に高知市で開かれ、県は「若者の人口増加」を柱としていく案を示した。 県は、中山間地域の目指す10年後の姿や実現のための施策をとりまとめた「中山間地域再興ビジョン」の策定に向け県内外の有識者などで構成する検討委員会を設置している。
4日に3回目の会合が開かれ県がビジョンの骨格案を示した。 この中で県は、進学や就職による若者の県外流出がさらに人口減少につながるという負の連鎖を断ち切るため、若者の人口と出生数をすべての市町村で増加させることをビジョンの柱に掲げた。
そして具体的な数値目標として10年後の移住者数を年間5千人以上とし、県内大学生の県内就職率を42%とするなどの具体的な数値目標を示した。
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