母親が自宅に火をつけて20歳の息子死亡「責任を被告のみに負わせるのは相当ではない」(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
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夫婦喧嘩の末、自宅に火をつけて息子を死亡させた罪に問われた母親に有罪判決が言い渡されました。

 判決によりますと、和歌山市の無職・前田志保被告(50)は今年1月、自宅の1階で夫が灯油をまいたクッションに火をつけて自宅を全焼させ、2階にいた息子の陸さん(当時20)を死亡させました。

 これまでの裁判で検察側は「息子の死亡を故意に招いてはいないが一人の命が奪われ結果は重大」として懲役4年を求刑していました。

 判決で、和歌山地裁は「犯行は極めて危険」とした一方、「夫がパチンコ代を無心したことで口論となり、さらに放火をあおったことも考慮すると、責任を被告のみに負わせるのは相当ではない」などとして、懲役3年・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。