BlackBerry Japanは9月7日、同社が実施した「職場における生成AIの利用調査」に関する発表会を開催した。この調査では、多くの組織が職場での生成AIアプリケーションの利用を禁止する方針であることが明らかになったという。

 同調査は、2023年6月から7月にかけて、日本、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、オランダ、オーストラリアにおけるIT意思決定者2000人を対象に実施したもの。

 BlackBerry アジア太平洋地域 セールスエンジニアリング担当ディレクターのJonathan Jackson氏は、「調査対象となった日本国内の企業250社のうち72%が、職場での『ChatGPT』やその他の生成AIアプリケーションを禁止するか、禁止を検討していることが分かった」とし、「日本の回答者の81%が、安全ではないアプリケーションが企業のIT環境にサイバーセキュリティ上の脅威をもたらすことを懸念している」と述べた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0dc28deb8e6d5d6d6c67afab8e3940d2b88e36b9