門下生3000人「チャーハン先生」に聞く激ウマチャーハンの極意 名古屋の町中華に伝わる味

「名古屋の町中華を作ったといわれる『チャーハン先生』がいる」と情報を聞いてやってきたのは名古屋市守山区にある「中国料理 大洋苑」。創業51年を数える地元で愛されて続けていた町中華の名店です。

大洋苑にやってきたお客さんたちがこぞって注文するのはもちろんチャーハン。店内にいるお客さんたちのテーブルを眺めると、どのテーブルにもチャーハンが! ほとんどのお客さんがチャーハンを注文しています。

大洋苑の看板メニューでもある「揚州炒飯」は、しっとり感があるのにふっくらと仕上がったお米食感が特徴。シンプルな具材ながらも漂う香りが否応なく胃袋を刺激する文字通りの絶品チャーハンです。

そんなお客さんをトリコにする「揚州炒飯」の生みの親が「チャーハン先生」こと西脇信義さん。20代で独立して大洋苑を開いてから半世紀以上にわたり厨房で鍋を振り続けてきた、名古屋町中華界隈のレジェンドの1人です。

「チャーハン先生」の西脇さんによると、おいしいチャーハンを作るためには塩で練習することが欠かせないとのこと。中華鍋に塩を入れ、鍋を振りながらお玉の中に全部入れることができるようになれば合格とのことです。とはいえ、重い中華鍋を高火力のコンロの前で振り続けるのは想像以上の難易度! 繰り返しの特訓と熟練の技が重要なのを身に染みて感じられます。
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