https://news.yahoo.co.jp/articles/262c93ccf00308b7753a4953ddebe726f3264216

職場でのイジメ、誰からか 被害者に聞いた

 職場でのイジメを経験したことがあるビジネスパーソンは、どのくらいいるのだろうか。「被害者だったと思う」と答えたのは66.8%であることが、ライボ(東京都渋谷区)の調査で分かった。
 誰からイジメを受けていたかを聞くと「上司」(45.8%)が最も多かった。次いで「先輩」(40.7%)、「同じ地位・役職」(30.2%)と、年上からの被害が多い結果となった。被害後の影響については「モチベーションが下がった」(46.3%)、「職場に行きたくなくなった」(43.3%)、「周りを信用できなくなった」(36.5%)といった声が目立った。

 「職場でのイジメを目撃または相談されたことある」と答えたのは59.9%に対し、「経験がない」は40.1%だった。

 目撃・相談の経験がある人のその後の行動は「何もしていない」が52.2%と過半数を占めた。一方「一緒に解決に動いた」のは47.8%。その結果「解決した」が25.2%、「解決しなかった」が22.6%だった。行動の有無にかかわらず、解決に至らなかったケースが7割以上の結果となった。

 嫌がらせやイジメだと思うものは「直接的な暴力や暴言」(72.3%)がトップ。次いで「無視や仲間はずれ」(71.8%)、「ミスを必要以上に問い詰める」(67.7%)、「無理難題の要求」(58.6%)、「業務を与えられない・外される」(57.8%)、「ぬれぎぬを着せ周囲に言いふらす」(57.7%)と続いた。

 インターネットを使った調査で、20〜50代のビジネスパーソン650人が回答した。調査期間は8月16〜21日。