フジテレビ「オールナイトフジコ」が9日未明、生放送され、番組に出演する女子大学生15人組「フジコーズ」のCDデビューが予算不足でストップしているという衝撃報告がなされた。

 番組ではデビューにかかる経費として「レコーディング代」「15人分の衣装」「振付の制作費、レッスン代」「ミュージックビデオの制作費」などで約2000万円の予算がかかるため番組で出せる額ではないという窮状が伝えられた。メンバーの立教大2年沖玲萌からは「学費もそっちに充てる」と“立て替え宣言”まで飛び出し、共演者から「学校にはちゃんと行ってください」と忠告される場面まであった。

 グループの関係者は「本当にお金を出せる状況になく、CDの発売日はもちろんのこと、楽曲制作やプロモーション、ミュージックビデオ制作まで一切何も決まっていない。それだけ期待されていないということ」と冷や汗。それでも「これを逆手に取って“日本一期待されていないアイドルグループ”というコンセプトで売り出そうということになりました」と起死回生を図っていくことを見据えた。

 SNSにはクラウドファンディングやティッシュ配り、はたまた原盤権と引き換えに全額支援といったアイデアが飛び交うなど、親心をのぞかせる視聴者もいる。期待されてないほど大化けしたときに評価は跳ね上がるのが世の常だが、フジコーズは果たしてどうなるか。

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