https://news.yahoo.co.jp/articles/c8d1e318e8bef9563fddb0b0b1291cc55b66e1b2
川崎時計店強盗・実行役の男初公判「報酬100万円で保険金詐欺と説明受けた」
ことし6月、川崎市幸区の時計販売店で男2人と共謀しアクセサリーを奪った強盗の罪に問われている実行役の男の裁判が横浜地裁川崎支部で始まり、弁護側は無罪を主張しました。
強盗の罪で起訴されている横浜市旭区の会社員、笠原雄大被告は、ことし6月、すでに同様の罪で起訴されている八木貴寛被告と谷井泰雅被告らと共謀し、川崎市幸区の時計販売店に押し入ったうえ、バールでショーケースをたたき割るなどして店員らを脅迫。
アクセサリー1点、販売価格にして39万8000円を奪った強盗の罪に問われています。
9月11日の初公判で、笠原被告は、「やったことに間違いない」と起訴内容を認めた一方で強盗をするつもりはなかったと主張しました。
検察側は冒頭陳述で、笠原被告は、共犯の谷井被告から報酬100万円で仕事を紹介されたとし、「虚偽の被害届を出す保険金詐欺に協力する説明を受けていた。 当日、店には客がいたため、強盗を指示されていることを理解したが、そのまま強盗に参加することを決意した」と指摘しました。
一方、弁護側は強盗罪は成立しないとして無罪を主張しました。