世界シェア2位のピストンメーカー、畑違いのコーヒー栽培に挑戦
https://mainichi.jp/articles/20230910/k00/00m/020/076000c

自動車エンジンなどに使われるピストンの製造で国内シェア1位、
世界でも2位を誇る長野県上田市の「アート金属工業」が新たな事業に乗り出した。
本社敷地内の農業用ハウスに植えられたのはコーヒーの木。
畑違いの挑戦へ、「畑」で汗を流す。

本社敷地内に作られた約250平方メートルの農業ハウスで、40株のコーヒーの木が濃緑の葉を広げる。
6月上旬に植えられると、しっかり根付き、約30センチ伸びて1・2メートルほどになるとともに、実を付け始めている。
事業に専任で栽培を担当する竹内仁士さん(58)は「順調すぎるくらい」と頰を緩める。
順調にいけば来冬、試験的に豆を収穫するつもりだ。