「1年ぶりの海で…」浮輪で車のナンバー隠し、窓枠に腰掛け走行 容疑の男3人書類送検
2023年9月12日 21時37分 産経新聞

昨年8月に横浜市内の高速道路でナンバープレートがアヒルの浮輪に隠れた車が走行し、窓枠に腰掛けた男が身を乗り出して水鉄砲で水を放つなどした騒動があり、神奈川県警高速隊は12日、道路運送車両法違反や道交法違反の疑いで、いずれも19歳の男3人を書類送検した。

 高速隊によると、当時3人は海に遊びに行く途中だった。容疑を認め、「1年ぶりの海で楽しみだった」などと話している。

書類送検容疑は令和4年8月7日午前9時5分ごろ、横浜市磯子区の横浜横須賀道路下り線で、会社員の男=埼玉県新座市=が後部バンパーとトランクの間に浮輪を取り付けてナンバープレートを隠し、同乗していた会社員の男=同=ら2人は助手席や後部座席の窓枠に腰を掛けて上半身を外部に出したとしている。


高速隊によると、3人は中学時代の同級生で、森戸海岸(神奈川県葉山町)に向かうために新座市から車で移動していた。出発前にアヒルの浮輪を膨らませたところ車内に載らなかったため、車の後部に取り付けたという。

同乗の2人が窓枠に腰掛けて上半身を乗り出した状態で約500メートルにわたって走行し、持っていた水鉄砲で水を放つなどした。「(浮輪の)空気を抜くのも面倒だし、海についたらすぐに遊びたかった。浮輪を見ると3人ともテンションが上がってしまった」などと話し、いずれも反省しているという。
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