盛岡市などが主催し、10日に開催されたマラソン大会で、猛暑によるとみられる途中リタイアが相次ぎ、レース自体を途中で打ち切ったことが市への取材で分かった。当時、現地の最高気温は30度近くまで上昇。因果関係は不明だが、1人がレース中に動けなくなり、その後亡くなったことも判明している。

市の担当者は取材に「以前と大きく変わった気象のもとでの大会のあり方を実行委で検討していく」としている。

大会は「第33回啄木の里ふれあいマラソン大会2023」。例年9月上旬に開催されているが、今年は猛暑を受けて給水所に氷を多く準備。ハーフマラソン、10キロ、5キロ、3キロの4部門で前日と当日に1745人が参加を受け付けた。

https://mainichi.jp/articles/20230912/k00/00m/040/223000c