ロ朝関係は、日本との戦いで築かれた―。

 ロシアのプーチン大統領は13日、極東アムール州のボストーチヌイ宇宙基地で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記一行との公式食事会を催した。ウクライナ侵攻で世界から孤立する中、数少ない「共闘」相手と赤ワインのグラスを交わした。

 プーチン氏はあいさつで「両国関係は1945年、ソ連兵と朝鮮兵(抗日パルチザン)が共闘して日本の軍国主義者を打倒する中で築かれた」と主張。正恩氏の祖父・故金日成国家主席が同じ極東ハバロフスク地方を拠点とする抗日パルチザンだったことを念頭に置いた可能性がある。メニューは「鴨肉のサラダ、カムチャツカ半島産カニのペリメニ(ロシア風水ギョーザ)」などの地元料理が中心だった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed4d3924deba1078354e0d68f3de33aafca07c3a