新幹線「のぞみ」年末年始など“自由席とりやめ” 乗れなくなる…不安の声も 専門家「大きな影響は出ないのでは」 

年末年始やお盆など混雑が予想される時期に、新幹線「のぞみ」から自由席がなくなります。期間限定とはいえ、のぞみが全席指定席になるのは20年ぶりのことです。
その狙いとは何なのでしょうか。また、乗れなくなることはあるのでしょうか。

地元が岡山の専門学生(19)
「早く帰れるのが『のぞみ』。『のぞみ』がいい。お金の問題と『もしかしたら座れるかも』という希望で、いつも自由席」

この“自由席ユーザー”はまだ、年末年始に「のぞみ」の自由席がなくなることを知りませんでした。伝えると――

地元が岡山の専門学生(19)
「えー! 全部指定席ですか?」

JR東海とJR西日本は13日、この冬の年末年始は新幹線「のぞみ」の自由席をとりやめ、全席指定席となると発表しました。
全席指定席にすることで「のぞみ」は指定席が1列車あたり約2割増え、予約できる座席が増えるということです。

「予約はしやすそうだなと思います」と、のぞみの全席指定席化を歓迎する人がいる一方、やはり自由席はあったほうがいいという意見も聞かれました。

会社員(30代)
「1人で利用するときは自由席使うこともあり、重宝してたんですけど」

東京・博多間の11の駅で、「のぞみ」の全ての列車が停車します。東京駅との間の所要時間は最速列車の場合、
名古屋駅が1時間33分、新大阪駅が2時間21分、博多駅は4時間46分です。

今後も、乗車券と座席指定ではない新幹線の特急券があれば、グリーン車をのぞきデッキなどで立って「のぞみ」に乗車することはできます。
https://news.livedoor.com/article/detail/24983075/