8月27日にロシア国内の基地で戦闘機などを破壊したのは、ウクライナが導入した段ボール製ドローンだったとされている
長距離兵器を使った攻撃を強化しているウクライナ軍は、ロシア国内の標的を攻撃するのに、新型の「段ボール製」ドローン(無人機)を使用したという。
従来のもの以上に安価で製造できる段ボール製ドローンだが、攻撃力の高さはたしかなようで、
その性能が見て取れる「攻撃」の様子を捉えた動画も拡散されている。
ウクライナ人ジャーナリストのユーリイ・ブトゥソフが8月31日に自身のYouTubeチャンネルに投稿した動画には、
ドローン1機(おそらく機密情報や構造を隠すためにボカシが入っている)が野原に置かれたダミーの標的の上で爆発する様子が映っている。
撮影場所は分かっていない。
動画には、標的の上空に到達したドローンの視点から撮影されたショットが含まれ、その後ドローンが爆発し、
大量の発射物をあたり一帯に撒き散らす様子が映っている。このドローンは「今やロシアの航空機にとって、深刻な脅威だ」とブトゥソフは書き添えている。
このドローン「Corvo(コルボ)」はオーストラリアの軍需企業SYPAQが製造したもので、8月27日にロシア西部クルスク州への攻撃に使われたとされている。
段ボールが主体の構造のため、ロシアのレーダーに発見されにくいという強みもある。
スホーイ戦闘機やミグ戦闘機に命中
https://president.jp/articles/-/73716