住友商事は、EV=電気自動車のバッテリーを利用し2,500世帯1日分の電力を貯めることができる「蓄電所」を北海道千歳市に完成させました。
年内に本格稼働する予定です。この蓄電所では日産のEV「リーフ」700台分のバッテリーが使われていて、そのうち半分はリサイクルされたものです。
太陽光や風力発電など再生可能エネルギーの発電能力は、日照や風などの自然条件に左右されますが、蓄電池には発電に余裕のある時に貯めて、発電能力が下がった時に電力を安定的に供給する役割が期待されます。
住友商事・M田盛亙さん「この規模を数十倍には伸ばしていくような準備を既に進めており、具体的には数年間で100メガワットぐらい、さらに拡大していきたいと考えている」