9歳女児を車で尾行し強制わいせつ「自分は足フェチ、きれいだとグッとくる」41歳男の手口 法廷で明らかに
チューリップテレビチューリップテレビ
2023年9月13日(水) 18:00
9歳女児を車で尾行し強制わいせつ「自分は足フェチ、きれいだとグッとくる」41歳男の手口 法廷で明らかに|TBS NEWS DIG
ことし6月、富山県東部で下校中の9歳の女子児童を車に連れ込み、わいせつな行為をした男の裁判が富山地裁で始まりました。初公判では、男が“女児”を選んだ理由が“足”だったことや、犯行の詳細が明らかになりました。また、犯行時は執行猶予中で、これまでも強制わいせつ事件など複数の前科があったことも明らかになりました。女児を狙う男の手口とは…。

強制わいせつの罪に問われているのは、黒部市の無職・村田貴良被告(41)です。村田被告は専門学校を卒業後、職を転々とし、犯行時は黒部市の酒類卸売会社の従業員として働いていました。


法廷に向かう村田被告 富山地裁
起訴状などによりますと、村田被告は2023年6月、富山県東部で、1人で下校していた面識のない9歳の女子児童を自分の車に連れ込み、下半身を触らせるなどのわいせつな行為をしたとされています。


起訴内容について、村田被告は「間違っていません」と認めました。その後、冒頭陳述で検察官から村田被告に前科があったことが明かされました。

強制わいせつや窃盗、県迷惑防止条例違反など罪名は多岐にわたりました。続けて、検察官は村田被告の犯行当時の様子を話します。

村田被告は下校中の女児が人通りの少ない道に行くまで、車で何度もUターンを繰り返しながら尾行。女児が田んぼ道に差し掛かり、周囲に人気がなくなったタイミングで声をかけました。

付近の防犯カメラには村田被告の運転する車が何度もUターンしながら女児の後を追う姿が映っていたといいます。Uターンを繰り返した数は5回から6回にのぼっていました。

被害に遭った女児が供述した内容が検察官から語られました。

逃げ出し、自宅に戻ることができましたが、当時、自宅に家族はおらず、真っ先に手を洗った後で、護身用にはさみを手に持ち、泣きながら両親の寝室にこもったといいます。

帰宅した親に女児はすぐに被害を報告。事件後、女児はしばらく学校を休むようになり、親には「被告に家がばれたかもしれない」と引っ越しを求めたといいます。今も1人で登下校することができません。

続けて行われた弁護側からの被告人質問…。

弁護側:「自分をコントロールできる?」
村田被告:「医者に行って、もし執行猶予付いたら医者に」


https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/719385