鈴木宗男氏の秘書で格闘家のジョン・ムウェテ・ムルアカさん
搭乗機内で帰らぬ人に 心臓にペースメーカーも関係は不明
9/14(木) 17:00配信
僕はこの夏で町医者を卒業しましたが、医師免許だけはずっと
持っていたいと思います。
その理由の一つに、もしも目の前に急病の人がいたとき役に立ちたい
という思いがあります。新幹線や飛行機で「お客さまの中に
ドクターはいませんか?」とアナウンスが流れたら、すぐに
駆け付けたい。今までもそんな状況が何度かありましたし、
この夏も実は一度、ある方を助けました。
長時間の移動中に急変を訴える人は意外に多いです。
しかしこの連載で、機上で絶命した人を取り上げるのはこれが初めてです。
アフリカのコンゴ(旧ザイール)出身。身長2メートル9センチ。
一度見たら忘れられない大きな瞳と人懐っこい笑顔…鈴木宗男議員の
秘書として、また格闘家としても活躍したジョン・ムウェテ・
ムルアカさんが、8月30日の羽田発トルコ・イスタンブール行きの
航空機内で亡くなったと、鈴木議員が公表しました。享年62。
死因は明らかにされていませんが、ムルアカ氏は心臓に持病が
ありペースメーカーを装着していたとのこと。機内では
複数のドクターが駆け付けたそうですが、帰らぬ人となってしまいました。
ペースメーカーとは、徐脈性不整脈など心臓に疾患のある人が
装着する心筋に電気刺激を与える埋め込み型の医療機器の総称です。
わが国では今、毎年4万人以上が新たにペースメーカーを装着しています。
大きさは直径4〜5センチチで厚さ5〜6ミリくらい。埋め込み
手術は約1〜2時間で終わり、10日程度で退院できます。
装着後は、3〜6カ月に一度は定期検診を受けることが推奨されています。
日常生活において特に禁止事項はありませんが、長風呂や
サウナは控えたほうがいいでしょう。また、強い電磁波を
発する電気製品に近づくことで影響を及ぼす可能性は否定できません。
しかし飛行機の搭乗は問題がないとされていますから、ムルアカさんの
死に直接ペースメーカーが関係していたのかどうかは、わかりません。
https://news.yahoo.co.jp/articles/73ddeb41d56008763da5ba0925c52ca28d17eb14