「性暴力被害においては、たとえ一件でも多すぎる」党派を超えた思いが結実
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#日本映画界の問題点を探る#塩村あやか#日本映画界の問題点を探る/番外編/AV新法に込めた思い
「実は、私が当初考えていたのは未成年者取消権の復活をAV業界に求めるというシンプルなものでした。ただ、いろいろと進めていくなかで、自民党とコウ明党を中心としたワンツー議連(正式名称は性暴力のない社会の実現を目指す議員連盟)が5年ほど前からこの問題に取り組んでいたと知り、それならばその知見を活かしたものを作ったほうがいいのではないか、というのが今回の流れです。ワンツーとは、『1 is 2(too) many』の略称であり、『性暴力被害においては、たとえ一件でも多すぎる』という意味が込められています。私の質問をきっかけに法制化はスピーディに行きましたが、そんなふうにこの議論自体は何年も前からされていたこと。AV業界に対して法的対応は必要だというスタンスを政府が持ち、国会答弁を繰り返していたからこそ、ここまで早く進んだのだと思います」