MBSは15日、大阪市内の同社で秋の改編会見を行い、ジャニーズ事務所所属のタレントの出演を継続させていくことを明らかにした。

 会見した羽根俊輔総合編成部長は、ジャニーズ所属タレントの起用について聞かれると「大変悩ましい問題だと思っています」と、語り、「番組個々の判断で、出演者本人のキャラクター、能力でブッキングするのが大前提。ジャニーズだから、というような決め方をしているわけではない」と説明。すでにジャニーズ事務所に対し、性加害の実態解明、被害者への十分な救済、などの要望を伝えており、「その実施状況を見ていきながら今後の出演について決めていきたい」と、今後の方針を示した。

 同社製作の「サタデープラス」(土曜、前7・59)では、MCを務めた関ジャニ∞の丸山隆平が9月末で番組を卒業。10月から新たなMCとして、お笑いコンビ・アンタッチャブルの柴田英嗣、山崎弘也、アンミカらに加え、Aぇ!groupの正門良規が出演する。

 また、Aぇ!groupがレギュラー出演する「関西ジャニ博!」(土曜、前1・28)については、番組名にジャニーズを冠しており、「果たしてこのままでいいのか、と。番組のあり方を含めて根本的に議論している最中です」とした。

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