【AFP=時事】
 スウェーデンの右派政権は13日、使い捨てのプラスチック製レジ袋への課税を来年11月に廃止すると発表した。
環境団体からは、廃棄物の増加につながるとして批判の声が上がっている。

 ロミーナ・ポルモクターリ(Romina Pourmokhtari)気候・環境相は公共放送SVTを通じ、「国民は日常生活でプラ袋を賢明なやり方で使っており、課税の必要はないと確信している」と述べた。

 スウェーデンでは2020年、レジ袋1枚につき3クローナ(約40円)の課税が導入された。それを受け、レジ袋を7クローナ(約93円)で売る店舗も出てきた。

 環境保護庁によると、課税導入前の19年には国民1人当たりのレジ袋の年間購入数は74枚だったが、22年には17枚に減少した。
欧州連合(EU)は、購入数を1人当たり年間最大40枚にすることを目標に掲げている。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/82502b910896be8da1245d8204188860e5a60e7b