結果、ADHDの傾向が強い被験者たちは、従来型の活動(デモ参加や政治家との接触など)とデジタル型の活動(ネットでの政治活動)の両方で、普通の人より高いレベルの政治参加をしていることがわかりました。

また政治における態度を比較したところ、ADHDの人々は他人の意見に対する寛容性が低下しており、他の意見を沈黙させ、自分と同じ意見だけを認めさせたいという意欲が強くなっていました。

これまでの研究でADHDの人は他人の意見に対して短気や不寛容であり、他人の話を遮ろうとする傾向が強くなることが示されており、同じ現象が政治的な意見対立でも起きていると考えられます。


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