就活アプリでOB・OG訪問 待ち合わせ場所に「ホテルのラウンジ」を提案され… 利用のリスクとメリット
https://news.yahoo.co.jp/articles/5333bb2c4dff84b555795cccbcc8a894a1848b27


就活で大切だとされるのが、企業で働いているOB・OG訪問。
都内の私立大学に通う4年生の女性(21)は、OB・OG訪問アプリ≠活用して40人ほどに話を聞いたといいます。
様々な業界・会社で働く本音を聞けて「便利だった」と評価するものの、「対面で会おう」とホテルのラウンジに誘われるなど、怪しい人もいるとリスクも指摘します。(withnews編集部・水野梓)

就活アプリでOB・OG訪問
コロナ禍が始まった2020年、都内の私立大学に入学した愛知県出身の女性。入学式は中止になり、新歓もありませんでした。実家でオンライン講義を受けていたといいます。

1年生の夏ごろ、Instagramで見つけた英語サークルに参加したのをきっかけに上京しました。
就活を意識し始めたのは、1学年上の先輩たちが就活の話をし始めた大学2年生の冬。「そろそろ考えなきゃいけないな」と漠然とした不安があったそうです。

翌年の5月から、「OBトーク」「Matcher(マッチャー)」といった社会人と話ができるアプリを活用して、OB・OG訪問を始めました。気になっていた化粧品やIP、食品業界を幅広く調べていた時期でした。

登録している社会人に申請して、マッチングできればオンラインなどで面談ができる仕組みです。気になる業界や企業に、自分の大学出身の先輩がいなくても、アプリなら相手がOKをくれれば、業界・企業の「本音」を聞くことができます。

「次はここ」提案場所はホテルのラウンジ
さまざまな業界・年代の人が登録しており、40人ほどに話を聞けましたが、ひとりだけ「ちょっと怖いな」と感じたこともあったそうです。

アプリを使い始めて1カ月ほどした頃、20代後半とおぼしき男性会社員とオンラインでやりとりしていたところ、「せっかくだし対面で話しませんか」と誘われたそうです。
「1度くらいなら」とカフェで話を聞き、企業の内情などを聞いて解散。しかし再び男性側から「次はここでどう?」と誘われ、指定されたのがホテルのラウンジだったといいます。

「提示された時間も遅かったので『カフェでお願いできますか』と伝えて、手短にカフェでお話ししたんですが、これは怖いなって思いました。もしかして下心があったのかなぁと感じてしまいました」と話します。

とはいえ、選考と関係しているのかを気にせずにOB・OGと出会えるのはメリットでもあったそうです。

「就活の最初の頃は、どう活動していいのかも分からない、世の中のことも分からない手探り状態でした。OB・OG訪問では、会社の内情や本音を聞けましたし、大人と話す練習にもなりました」と話します。

「怪しい人を見極めるのは難しいです。オンライン面談ならリスクも低いので、対面を選ばないのが一番いいと思います」とアドバイスします。


続きはうぇbで す
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:5000:5120:: EXT was configured